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ロリィタの服はそろってきたけれど、メイクはどうすればいいのか分からない。そんな方も多いはずです。『お人形みたいな顔にしないといけないの?』と身構えてしまいますよね。
結論から言うと、ロリィタメイクは「肌をきれいに整えて、目元と頬で服の雰囲気に寄せる」だけで十分です。特別な道具がなくても、普段のメイク道具で始められますよ。
この記事では、初心者でもできるロリィタメイクのやり方を、手順と系統別の早見表でお話ししますね。
ロリィタメイクとは?普段のメイクと何が違うの?
ロリィタメイクに決まった正解はありません。普段のメイクとの違いは、「服の華やかさに顔が負けないように、少しだけ丁寧に仕上げる」ことです。
ロリータファッション(当サイトでは「ロリィタ」と表記します)のメイクは、服に合わせて顔の雰囲気をそろえるためのものです。
フリルやレース、頭ものがたっぷりの服を着ると、顔まわりがとても華やかになりますよね。そこに素顔だと、服だけが目立って見えることがあるんです。
- 肌を均一に整えて、清潔感を出す
- 目元を少しだけはっきりさせる
- 頬と唇の色を服の色に寄せる
- お人形のように作り込むこと
- まつ毛やラインを盛ること
- 雑誌のような完璧な仕上がり
ロリィタの服装全体の特徴はロリィタとは?にまとめています。
「メイクなし」でもロリィタは着られる?
『メイクが苦手だから、ロリィタは向いてないのかな』と思う方もいますよね。
実は、メイクをしないとロリィタを着てはいけない、という決まりはありません。学校の決まりや肌の都合でメイクをしない方もいます。
その場合は、眉を整える、色付きのリップクリームを塗る、前髪や頭もので顔まわりを華やかにする、といった方法でも雰囲気は作れますよ。
濃いメイクは決まりではない
ゴシック系のロリィタでは、目元をしっかり作るメイクがよく見られます。ただ、これは傾向であって、決まりではありません。
自分が心地よく、服を着た時に「かわいい」と思える濃さがいちばんです。
例えば、同じゴシック系の服でも、目元をしっかり作る日もあれば、肌と唇だけ整えて控えめにする日もあっていいんです。その日の予定や気分で、濃さを選んでみてくださいね。
初心者がそろえる物は?手持ちの化粧品でできる
ロリィタの化粧のために、新しく専用の物をそろえる必要はありません。まずは手持ちのベースメイク・アイシャドウ・チーク・リップで始めて、足りない物だけ買い足しましょう。
ロリィタメイクの初心者さんが最初に気になるのが、道具のことですよね。
ここでは、あると便利な物を「最初から使う物」と「慣れてから足す物」に分けてみました。
| 分類 | 物 | 使い道 |
|---|---|---|
| 最初から使う | 下地・ファンデーション・パウダー | 肌を均一に整える |
| 最初から使う | アイブロウ(ペンシルかパウダー) | 眉の形を整える |
| 最初から使う | アイシャドウ(ブラウン系) | 目元に陰影をつける |
| 最初から使う | チーク・リップ | 服の色に寄せて血色を足す |
| 慣れてから足す | アイライナー | 目の形をはっきりさせる |
| 慣れてから足す | マスカラ | まつ毛を上向きにする |
| 慣れてから足す | ピンクやボルドーなど色のある化粧品 | 系統に合わせて雰囲気を変える |
- 手持ちのアイシャドウにブラウンがあるか見る
- チークとリップの色が、よく着る服の色に近いか見る
- 肌に合わない物があれば、使い慣れた物を優先する
- 新しい物は、出かける前に家で一度試す
色選びは「服のメインカラー」から
チークやリップの色は、よく着る服のメインカラーから決めると迷いにくいです。
例えば、ピンクの服が多いならピンク系、ブラウンや生成の服が多いならコーラルやベージュ系、黒い服が多いならローズやボルドー系、という選び方です。
| よく着る服の色 | アイシャドウ | チーク | リップ |
|---|---|---|---|
| ピンク・パステル | ピンクブラウン | ピンク | 明るいピンク |
| サックス(水色) | ベージュやピンク寄りのブラウン | 淡いピンク | 明るいピンク |
| 白・生成 | ベージュブラウン | 淡いピンクやコーラル | 淡いピンク |
| ブラウン・紺 | ベージュブラウン | コーラル | ローズベージュ |
| 黒・ボルドー | グレー寄りのブラウン | 控えめなローズ | ローズやボルドー |
メイクは服を着る前?後?
意外と迷うのが、メイクと着替えの順番ですよね。
ブラウスやワンピースに化粧品がつかないように、メイクは着替えの前に済ませておくのが安心です。前髪はクリップで留めておくと、肌やおでこまでムラなく塗れますよ。
着替えたあとに頭ものをつけて、最後に全体のバランスを見て直す、という流れにすると慌てません。
ロリィタメイクのやり方|基本の6ステップ
ロリィタメイクのやり方は、肌・眉・目元・頬・唇の順番で進めて、最後に頭ものをつけて全体を確認するだけです。順番どおりに進めれば、初心者でも仕上がりがまとまります。
ここからは、基本の手順を1つずつ見ていきます。
- 肌を整える(下地、ファンデーション、パウダー)
- 眉を整える(形をなだらかに描く)
- 目元を作る(アイシャドウ、ライン、まつ毛)
- 頬に色をのせる(チーク)
- 唇に色をのせる(リップ)
- 頭ものをつけて、鏡で全体を見る

ステップ1:肌はムラなく、薄く均一に
ロリィタメイクでいちばん大事なのが、肌の仕上がりです。
厚く塗るより、薄く均一に広げるほうがきれいに見えます。気になる部分だけ少し重ねて、最後にパウダーで軽く押さえましょう。
『もっと白くしたほうがいいのかな』と思うかもしれませんね。ただ、首と顔の色が離れすぎると、かえって顔だけ浮いて見えることも。首の色に近いファンデーションを選ぶのが安心です。
ステップ2:眉はなだらかに
眉は、角度をつけすぎず、なだらかなアーチを描くとやわらかい印象になります。
前髪で眉が隠れる方も、眉の形は整えておくのがおすすめです。風で前髪が分かれた時や、写真に写った時に差が出るんです。
眉の色は、髪色に近づけると自然です。ウィッグで髪色を変える日は、眉の色も少し寄せてみてください。
ステップ3:目元は「少しだけ丸く」
目元は、ブラウン系のアイシャドウをまぶた全体に薄く広げてから、目のきわに少し濃い色を重ねます。
アイラインは、目尻を長く跳ね上げるより、黒目の上を少し太めにすると、丸くかわいい印象になりますよ。
| 目元のパーツ | 甘め・かわいく見せたい時 | 落ち着いて見せたい時 |
|---|---|---|
| アイシャドウ | ピンクやオレンジ寄りのブラウン | ベージュやグレー寄りのブラウン |
| アイライン | 黒目の上を少し太く、目尻は短め | 細く、目の形に沿わせる |
| まつ毛 | 上向きにカールして存在感を出す | 自然にカールする程度 |
| 下まぶた | 明るい色をうっすら | 何もしないか、ごく薄く |
ステップ4:頬は丸く、高めの位置に
チークは、黒目の下あたりの頬の高い位置に、丸く入れるとかわいらしくなります。
濃く入れすぎた時は、パウダーを含ませたブラシで軽くなでると色がやわらぎますよ。
ステップ5:唇は服の色とそろえる
リップの色は、服の色とそろえるのがいちばん簡単です。
例えば、こんなやりとりをイメージしてみてください。
「今日はサックスのワンピースだけど、リップは何色がいいかな」
「青い服なら、明るいピンクがかわいいよ。濃い赤だと口元だけ目立つかも」
ステップ6:頭ものをつけて全体を見る
最後に、ヘッドドレスやボンネットなど頭ものをつけた状態で、全身が映る鏡を見てください。
顔だけ見ている時はちょうどよくても、頭ものをつけると物足りなく見えることがあります。その時は、チークか目元を少し足して調整しましょう。
写真に写る日は「ほんの少しだけ濃く」
お茶会や撮影など、写真をたくさん撮る日もありますよね。
写真では、肉眼で見るより色が薄く写ることがあります。そんな日は、チークとリップをいつもより少しだけはっきりさせておくと、写真でも顔色がきれいに見えますよ。
お出かけ中のメイク直し
長い時間出かける日は、メイク直しの道具も小さくまとめておくと安心です。
- パウダー(小さなコンパクト)
- リップ
- 綿棒
- 手のひらサイズの鏡
- ティッシュ
ロリィタの服はフリルが多いので、メイク直しの時に袖口やレースへ化粧品がつかないよう気をつけてみてください。
顔だけを近くの鏡で見て仕上げると、全身で見た時にメイクが薄すぎたり濃すぎたりすることがあります。仕上げは少し離れた位置から、服と頭ものと一緒に確認するのがコツです。
系統で変わる濃さ|肌・目元・頬・唇の早見表
甘め系は頬と唇の血色を主役に、クラシカル系は全体を控えめに上品に、ゴシック系は目元と唇を主役に、と考えると濃さの配分を決めやすいです。
ロリィタメイクは、着る服の系統によって「どこを濃くするか」が変わります。
ここでは、メイクを肌・目元・頬・唇の4パーツに分けて、系統ごとの濃さの目安を並べてみました。系統の名前や範囲はブランドや媒体ごとに違うので、目安として使ってくださいね。
| 系統 | 肌 | 目元 | 頬 | 唇 |
|---|---|---|---|---|
| 甘め(ピンク・パステル) | 明るく、つやを少し | ふつう(ピンクブラウン) | 濃いめ(丸く) | ふつう(ピンク) |
| クラシカル | 落ち着いた、さらっと | 控えめ(ベージュブラウン) | 控えめ | 控えめ(ローズベージュ) |
| ゴシック | 明るめで、さらっと | 濃いめ(ライン強め) | 控えめ | 濃いめ(ボルドーや深い赤) |
| 白い服 | 明るく、つやを少し | 控えめ | ふつう | ふつう(淡いピンク) |
| 黒い服(ゴシック要素なし) | ふつう | ふつう | ふつう | ふつう(ローズ) |
| ボーイスタイル | さらっと | ふつう(眉をしっかり) | 控えめ | 控えめ |

濃さは「主役のパーツを1つ」決めるだけ
表を見て『全部覚えるのは大変そう…』と感じたかもしれませんね。
実は、覚えるのは「主役のパーツはどこか」だけで大丈夫です。甘めなら頬、ゴシックなら目元と唇、クラシカルは主役を作らず全体を控えめに、というイメージです。
主役を1つ決めたら、ほかのパーツはふつうか控えめにしておきましょう。それだけで、ちぐはぐに見えにくくなります。
季節によって仕上がりを変える
夏と冬では、同じ服でもメイクの見え方が変わります。
| 季節 | 肌の仕上がり | 色の選び方 |
|---|---|---|
| 春・夏 | さらっと軽く、パウダーで押さえる | 明るく軽い色、淡いピンクやコーラル |
| 秋・冬 | 少ししっとり、つやを足す | 深みのある色、ローズやボルドー |
暑い日は汗で崩れやすいので、ベースは薄めにしてパウダーでこまめに押さえるのがコツです。冬のベロアやウールの服には、少し深い色のリップがよく合いますよ。
髪型・前髪・頭ものとのバランス
メイクは、髪型や頭ものと一緒に見て完成します。
前髪が重めなら目元はしっかりめ、前髪を流しているなら全体を少し控えめに、という調整もできますよ。髪型の作り方はロリィタの髪型、前髪の形による印象の違いはロリィタの前髪で紹介しています。
ウィッグで髪色を大きく変える日は、眉の色とリップの色も少し寄せるとまとまりやすいです。ウィッグの選び方はロリィタのウィッグの選び方でまとめています。
奥二重・一重さんのロリィタメイク、目元はどう作る?
奥二重や一重の目元は、アイシャドウを目を開けた時に見える位置まで広げて、ラインを黒目の上だけ少し太くすると、ロリィタらしい丸い目元が作りやすいです。
『奥二重だと、アイシャドウが隠れてしまう』という悩みもよく聞きますよね。
まぶたの形は人それぞれで、どの形でもロリィタメイクは楽しめます。ポイントは、目を開けた状態で見える位置を意識することなんです。
- 目を開けた状態で鏡を見て、まぶたが見える範囲を確かめる
- 明るい色のアイシャドウを、まぶた全体に薄く広げる
- 中くらいの色を、目を開けた時に少し見える高さまで重ねる
- 目のきわに濃い色を細く入れる
- アイラインは黒目の上を少し太くして、目尻は短めに止める
- まつ毛をしっかり上げて、根元から上向きにする
奥二重さんがやりがちなこと
二重の線の内側だけにアイシャドウを塗ると、目を開けた時にほとんど見えないことがあります。
目を開けた状態でチェックしながら、少しずつ上に広げてみてください。
一重さんは「横に広げる」もおすすめ
一重の目元は、上に広げるだけでなく、目尻側に少し横へ広げると、目元がやわらかく見えます。
アイラインを目尻で少しだけ下げ気味に止めると、ロリィタらしいおっとりした雰囲気になりますよ。『目元が強く見えがち』と感じている方は、ぜひ試してみてください。
| よくある悩み | 試してみたいこと |
|---|---|
| アイシャドウが見えない | 目を開けた時に見える高さまで、薄い色を広げる |
| アイラインが隠れる | 黒目の上だけ少し太めに描く |
| 目元が重く見える | 下まぶたに明るい色をうっすら入れる |
| まつ毛が下がる | 根元からしっかりカールさせる |

ロリィタメイクで、知恵袋によくある相談
「白い肌にするにはどの組み合わせ?」「クラシカルのメイクのやり方は?」「ナチュラルでもいい?」という相談が多く読まれています。どれも、服に合わせて濃さを調整すれば大丈夫、というのが答えです。
ここでは、ロリィタメイクについて知恵袋で多く読まれている相談を要約して紹介します。
「お人形のような白い肌にするには、どの組み合わせがいい?」
下地とファンデーション、パウダーをどう組み合わせると、お人形のようなきれいな肌になるか、という相談です。
組み合わせの正解は、肌質や好みで変わります。大事なのは、薄く均一に重ねることと、首の色から離れすぎないことです。
さらっと仕上げたいならパウダーで軽く押さえ、つやを出したいなら頬の高いところだけパウダーを控えめにする、と調整してみてください。
「クラシカルロリィタのメイクのやり方が知りたい」
初めてクラシカルな服でお出かけする前に、どんなメイクにすればいいか知りたい、という相談です。
クラシカルなら、全体を控えめにまとめるのがコツです。ベージュブラウンのアイシャドウ、細めのアイライン、ローズベージュのリップで、上品な雰囲気になりますよ。
チークは、ふんわりと控えめに。服の色がブラウンや紺なら、コーラルやローズ系が合わせやすいです。
「ロリィタのメイクはナチュラルでもいい?」
濃いメイクが苦手なので、ナチュラルなメイクでロリィタを着てもいいか、という相談です。
答えは、ナチュラルでも大丈夫です。肌を整えて、眉を描き、頬と唇に服の色に合う色を少しのせるだけでも、ぐっと服になじみます。
「ナチュラルメイクだと、服に負けちゃうかな」
「頬と唇の色を服に合わせるだけで、ちゃんとまとまるよ」
物足りない時は、まつ毛を上げるか、チークを少し足すところから始めてみてください。
「黒髪ぱっつんで黒い服が多い。どんなメイクが合う?」
地毛の黒髪にぱっつん前髪で、主に黒い服を着ている方からの相談です。
黒髪と重めの前髪は、それだけで目元に視線が集まります。目元はラインをしっかりめにして、唇はローズやボルドーで引き締めると、黒い服とよくなじみますよ。
頬は控えめにして、肌はムラなく明るめに整えると、黒とのコントラストがきれいに出ます。
よくある質問
ロリィタメイクのやり方を簡単に教えてください。
肌を薄く均一に整え、眉をなだらかに描き、目元・頬・唇に服の色に合う色をのせます。最後に頭ものをつけて全身の鏡で確認すれば完成です。
ロリィタメイク初心者は何をそろえればいいですか?
手持ちのベースメイク・アイブロウ・ブラウン系のアイシャドウ・チーク・リップで始められます。アイライナーやマスカラは慣れてから足しても大丈夫です。
ロリータファッションのメイクは濃くないとだめですか?
濃くないといけない決まりはありません。ゴシック系でしっかりめのメイクが見られるのは傾向で、ナチュラルなメイクでも楽しめます。
奥二重でもロリィタメイクはできますか?
できます。目を開けた時に見える位置までアイシャドウを広げ、アイラインを黒目の上だけ少し太くすると、丸い目元が作りやすいです。
メイクをしないでロリィタを着てもいいですか?
大丈夫です。メイクをしない日は、眉を整える、色付きのリップクリームを塗る、前髪や頭もので顔まわりを華やかにする、といった方法で雰囲気を作れます。
まとめ
- ロリィタメイクに決まった正解はなく、服の華やかさに合わせて少し丁寧に仕上げる
- 初心者は手持ちの化粧品で始めて、足りない物だけ買い足す
- やり方は肌、眉、目元、頬、唇の順で、最後に頭ものをつけて全身で確認する
- 系統ごとに主役のパーツを1つ決めると、濃さの配分に迷わない
- 奥二重や一重は、目を開けた時に見える位置を意識して目元を作る




